感謝

皆の者、こんばんはじゃ！
戦国の謀神・毛利元就じゃ。

さて、昨日はわれら安芸ひろしま武将隊にとって年度の締め括り。
広島城二の丸での今年度最終演舞、そして「安芸ひろしま春の陣」、
そして、姫と元春の卒業・・・
笑顔・・・涙・・・感動・・・
深く記憶に残る濃密な1日じゃった。

特にこの1か月はバスツアー、三次出陣、ズムスタ出陣、そして春の陣・・・
まさしく怒涛の1か月。こたびも誠に苦しい戦いじゃった。

そんな中、「安芸ひろしま春の陣」、
皆々のおかげで大成功に終わったと思う。

決して満点とはいえぬが、なんとかやり終えた。
完全燃焼し切れたと思う。
姫と元春にとっても最高の花道になった。

まずは二の丸にて今年度最終演舞のあいさつ。
年度末ということもあって、ずいぶんと大勢のご客人が集まってくださった。

姫と元春の卒業・・・
1年と9か月、共に戦い抜いてきたふたりと別れるのは、
誠にさみしい限りじゃが、諸行無常、会者定離。
ふたりにはまた新たな、次なるステージが待っておる。
皆の温かい拍手でふたりを送り出してやろうぞ。

演舞終了後の撮影会。

春の陣に参陣してくれた岐阜城盛り上げ隊の斎藤道三殿、明智光秀殿、氏家直元殿、
そして柴田勝家殿、本多忠勝殿も一緒に♪

「安芸ひろしま春の陣」開幕！

さて、われら安芸ひろしま武将隊は、
おかげさまで新年度の継続も決定し、
いよいよ三年め突入じゃ。

思えば、一昨年の夏、広島城二の丸にて初陣を飾った。
あれから1年と9か月、誠にあっという間じゃった。
多くの方々と出会い、多くの家臣たちと出会った。
様々なところに遠征し、天下一への出場も果たした。

ここまでがんばってこれたのは、
皆々が支えてくれたからじゃ。
皆々の笑顔があったからじゃ。

暑い日も寒い日も皆々は、わしらと共に戦うてくれた。
皆々のおかげで楽しいこと、嬉しいこともいっぱいあった。
そこには汗、涙、そして夢、感動があった。
わしらにとって皆々は、まさに家臣であり、戦友じゃ。

かつての弱小球団カープが、市民球団として
広島の民に支えられてがんばってこれたように、
わしらも皆々に支えられておるいわば“市民武将隊”じゃ。

わしらは城下町広島の魅力を広く世に伝えるべくこの現代に甦った。
広島城の、そして広島の観光PRの一助となるべく活動しておる。

じゃが、それができるのも
わしらの活動を熱心に支えてくれておる皆々がおるからじゃ。

おそらく皆々の支えがなければ、
わしらは最初の9か月で、みな天に帰っておったじゃろう。
安芸ひろしま武将隊など、誰の記憶にも残らず、
ひっそりと消え去っていたであろう。

今でもわしらが活動できておるのは、皆々のおかげじゃ。
皆々の支えなくしては、皆々の温かい応援なくしては、
わしらは活動し続けることはできん。

じゃが、姫と元春が卒業し、
この状況下での継続は正直厳しさも伴う。

新年度、継続が決定したとはいえ、
安芸ひろをまた盤惹な体制にするまでには
しばらくの時間を要すると思う。

ある意味、今年は第二期安芸ひろしま武将隊のはじまり。
わしには今一度、安芸ひろしま武将隊を再構築する責務がある。
決して楽ではない。
魂を削りながらの戦が、茨の道がこれからも続いて行くであろう。

こういう言葉がある。
「雪に耐えて梅花麗し」・・・
維新三傑のひとり、西郷南洲翁の御言葉じゃ。

厳しい冬を耐えてこそ、春には麗しい梅の花が咲く。
現代のサムライ、カープの黒田投手の座右の銘でもある。
ずいぶんと苦労を重ねてきた者だからこそ、
この言葉が発せられるのだと思う。
「苦しみになくして、栄光なし」じゃ。

現代における戦もなかなか大変じゃ。
わしらは今を生きておる。
生きておる以上、いいこともあれば、そうでないこともある。
時には辛く苦しい、悲しい、寂しいということもあるでろう。
皆それぞれにいろんなものを抱えておると思う。

わしらとて生身の人間、わしらとて同じじゃ。
二の丸演舞の裏側では、辛いことも多々ある。
心が折れそうになったこともある。

それでも皆々と会うことで、
皆が少しの間でも楽しいひと時を過ごせ、
少しでも笑顔になってくれたら、
少しでも元気になってくれたら・・・
そのためにも、わしらはこれからもがんばってまいる。

じゃが、いずれわしらにも終わりが来る。
たとえ刀折れ矢尽きようとも、たとえこの身朽ち果てようとも、
終わりのその時が来るまでわしは戦い続ける覚悟じゃ。

今後、安芸ひろしま武将隊がどう変わってゆくのか、
またどういう道を辿るのか、現時点では誰にもわからぬ。
わかっておるのは、わしらの命は期限つきということじゃ。
いずれわしらにも最期の時が来るということだけじゃ。

せっかくこの時代に縁あって出会った皆々じゃ。
できることなら皆々にはわしらの最期をその眼で見届けてほしい。

皆々よ！これからまた1年、わしらは走り続ける！
たとえ何があろうとも、皆がおってくれたら
われら安芸ひろしま武将隊は大丈夫じゃ！
これからも夢を分かち合おうぞ！
感動を分かち合おうぞ！
共に愉しもうぞ！

お楽しみは、まだまだこれからじゃ！

では最後に・・・

われら百万一心、皆で心を一にし、力を合わせ、
共に戦って参ろうぞ！

皆々の明日のために
未来のために
夢を勝ち取るために
夢を叶えるために
勇気と元気を持って

これからも、そして、いつまでも・・・
いくぞ～！ひろしま～！！百万一心～！！！

従四位上 陸奥守 元就

これまで五龍姫と吉川元春を応援してくださった皆様に深く感謝申し上げます。
今まで本当にありがとうございました！

そして、この1年、安芸ひろしま武将隊に関わってくださった皆様方、
安芸ひろしま武将隊を応援してくださったすべての皆様方、
本当に本当にありがとうございました！

これからも安芸ひろしま武将隊は走り続けます。
引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

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