しげろぐ〜春　◯◯の季節〜

皆々こんばんは。
杉原盛重じゃ。

この間二〇一九年になったかと思いよったらもう三月になってしもうた。
時の流れっちゅうのは早いのぉ。

皆々如何様に過ごしておるかの。

儂は花粉と戦っとる。

手強い。

戦うというよりも上手いこと付き合っていくように考えたほうがええかのぉ。

まあどーでもええか。

さて、明日は生憎の雨予報になっておるのぉ。

儂等の演舞を楽しみにしておる皆々にとっては憎い雨かも知れんが、花や草木にとってみれば恵みの雨じゃ。

広島城二の丸は梅の花が綺麗に咲いておる。

梅が散るといよいよ桜の季節じゃ。

季節の移ろいに雨は付き物じゃ。

雨を繰り返し、一層春に近づく。

春は新たな始まりや別れや卒業の季節とも言われる。

一つの物事が終息し、新たな物事が始まる。

始まりと終わりは表裏一体じゃ。

全ての事柄にこれは当てはまる。

日の本の四季はそれぞれ趣がある。

儂は、春というものはとても気持ちがいい季節じゃと思う。

花粉は面倒じゃが。

皆々、様々な戦に多忙を極めるおるかも知れんが、時に手を休め、足を止め、花や風を感じてみるのもええのでは。

ちいと長うなったのぉ。

最後に、武将博の写真をずらずらと並べて終いと致す。

面白き宴であった。

此度はこれまで。

じゃあの。

杉原盛重

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