広島城の語り部

皆さま、こんばんはじゃ！

久方ぶりの姫とのダブル更新！

婿・宍戸隆家でござる。

 

ところで。

 

台風がきておるらしいぞ。

殿曰く、わしが呼んだらしいが…。

まったく、殿も人が悪い。

誰じゃ？呼んだのは？

 

 

 

「誰が呼んだか…◯◯」

 

 

 

 

さて、冗談はさておき。

 

昨日は8月6日。

1945年以来、忘れることの出来ぬ日。

 

あの日に何があったのか、

広島城の物言わぬ５つの証言者達に今日は触れてみたい。

 

 

 

①

広島城二の丸から護国神社へ向かう途中に、

普段は立ち入る事の出来ん場所がある。

 

「旧中国軍管区指令部 地下通信室」

 

 

 

 

今年は8月5と６日に一般解放された。

 

 

中はこのように４つの部屋に分かれておる。

 

天井は低く、辺りはコンクリートで覆われた部屋。

 

原爆被害の第一報は、ここより発せられた。

 

 

 

 

 

②

被爆樹木

ユーカリの樹

 

漫画「ユーカリの木の下で」の題材ともなった。

 

 

 

毎週、我らの演武を見守ってくれておる。

 

 

 

③

被爆樹木

マルバヤナギ

中は空洞である。

しかしこの生命力。

 

一説によれば、先のユーカリと共に、

お堀の周りということが 幸いしたとか。

 

 

 

 

④被爆樹木

クロガネモチ

大本営跡のそばに堂々と立つ。

 

広島城で確認される被爆樹木はこの3本。

「被爆樹木」は、当時の写真に写っているなど

”その姿が、後に間違いなく確認できるもの”

を指しておる。

つまり、確認出来ずともこの地にはまだ当時を知る樹木があるやもしれん。

 

 

 

 

⑤

中御門跡

 

かつてここには立派な門があった。

 

 

今では、赤くなった石垣、割れ目などが

焼失の事実を物語っておる。

 

 

 

 

 

 

 

毎年8月6日には多くの方が広島を訪れ、平和について考える。

 

そして今日からまた街は日常を取り戻しておる。

 

 

が、毎朝、原爆投下時刻の8時15分になると

1分間鳴る時計があるのをご存知か？

 

決して忘れぬように、と。

 

 

 

 

実は広島人も以外と知らない話じゃ。

 

 

 

 

場所は原爆ドームの向かい。

本日快晴、8月7日の平和の時計の塔。

 

 

 

それでは、これからも百万一心！！

 

 

 

隆家

 

 

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