メモリアルデー
皆の者、こんにちはじゃ!
戦国の謀神・毛利元就じゃ。
昨日は広島城のメモリアルデー・・・
ということでいつもの二の丸ではなく、
天守閣下にて演舞を行った。
キレッキレッの隆元、後ろに控えておる楓もなかなかええのお(*^_^*)
“隆元、謀多きは勝ち、少なきは負ける。
このことをしかと肝に命じておくのじゃ”
“はっ!”
ちなみにメモリアルデーとは、現在の広島城天守閣が再建され、
広島城郷土館として開館した日なんじゃ。
わが広島城天守閣は実は戦前は国宝じゃったんじゃが、
昭和20年8月6日の原子爆弾投下により倒壊してもうての。
しばらくの間、野ざらし状態じゃったんじゃ。
それが昭和26年に体育文化博覧会というのが開催され、
その際に今の天守閣よりもひとまわり小さい二代目天守閣が建てられたんじゃ。
この天守閣は仮設ということもあって、
博覧会終了後、その年の内には取り壊されたようじゃが、
広島復興のシンボルとして、広島の人々に勇気と元気を与えたそうじゃ。
そして、現在の天守閣である、三代目天守閣が誕生したのが、
昭和33年の広島復興大博覧会の時じゃ。
広島復興大博覧会は、50日間の会期中に約87万人もの人が訪れ、
ずいぶんと盛り上がったようじゃの。
博覧会が終わったのち、広島城郷土館という博物館として
あらためて開館したのが昭和33年6月1日。
今から57年前のお話じゃ。
天守閣が再建されるまでには、
ずいぶんと議論がなされ、
堀も埋めて再開発しよう、
いや、あえて廃墟のままにしておこう
などいろんな意見が出たそうじゃ。
中には平和運動のシンボルとして
自由の女神を建てようという者もおったそうじゃ。
まあ、無事天守閣が再建されたことで
皆が集う場となり、わしらも甦ることができたのじゃ。
「感謝」
では最後に・・・
われら百万一心、皆で心を一にし、力を合わせ、
共にがんばって参ろうぞ!
皆々の明日のために
未来のために
夢を勝ち取るために
夢を叶えるために
勇気と元気を持って
これからも、そして、いつまでも・・・
いくぞ~!ひろしま~!!百万一心~!!!
従四位上 陸奥守 元就
【追記】
「生者必滅会者定離」
別れは必ずやってくる。
それはある日突然かもしれん・・・
わしらとてそうじゃ。
少し早いか、少し遅いかの違いで、
わしらもいずれ完全に皆の前から姿を消す日が
確実にやってまいる。
今は感傷的になるのもやむなし。
過ぎ去った過去に思いを馳せるのもやむなし。
じゃが、わしらも永遠ではない。
“期間限定”、限りある命じゃ。
毎週末の演舞を終える度に
確実にわしらも“終わり”に近づいておる。
あと何年続くか分からん命じゃ。
1年かもしれんし、2年かもしれん。
運がよければ3年、5年かもしれん。
じゃが、10年、20年でないことは確かじゃ。
皆が求めれば、ある程度の期間、
わしらの活動も継続されるが、
安芸ひろに批判的な声が上がってくれば、
安芸ひろは不要だとの声が上がってくれば、
わしらは自ずと消え去るのみ。中断もありえる。
わしらは己の時間、己の魂を削りながら活動しておる。
至らぬ処もあろうが、中途半端な思いでやっておる者はおらぬ。
現世にて活動しておる武将は皆そうじゃ。
武将で在る以上、皆腹をくくっておると思う。
しかしながら一方で、皆、生身の人間じゃ。
生身の人間である以上、様々な事情も抱えておる。
やむを得ず武将としての活動ができなくなることもある。
(その日が唐突に訪れることもある)
わしらは天から命をいただいている限り、
自らが活動できる状況に在る限り、常に前を向き、
残された時間を懸命に走り抜ける。
例えメンバーが替わろうと、例えメンバーが減ろうとも
安芸ひろしま武将隊は“安芸ひろしま武将隊”じゃ。
いつの日か別れは必ずやってくる。
ゆえに“今”こうやって出会えていることに感謝し、
夢や感動を分かち合い、共に“今”を愉しもうぞ。
せっかく同じ時代に命をいただき、縁あって出会えたのじゃ。
願わくば、皆々には、安芸ひろしま武将隊がどう変わってゆくのか、
これから先、どういう道を辿っていくの・・・
わしらの“最期まで”をその眼で見届けてほしい。
以上
2015/06/01 | 毛利元就
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いつかは来る別れ…
何度も覚悟していても寂しく悲しいものです。頻繁に広島へ帰省する事は出来ませんが会えるときは会おうと決めていました。時にはスケジュールの都合で会えなかった事もありその時は(>_<)でした。
貴方様の言葉は一言一言、重みがあってためになります。
某の心に1日1日刻んでいこうと思いまする(⌒‐⌒)
それじゃあまた(^o^)/~~
こんにちは、元就様。天守閣下の演舞を楽しみにしていたのでとても嬉しかったです♪それに、木陰はやはり良いですね。
お別れの日がいつかは来るのだと、元就様がいつも言ってくださっていたのに、ちゃんと準備出来ていなかったと、すごく思うのです。これがお別れなのですね。まだまだ昔話をしたいこともあるのです。でもそれは、今が嫌なのではなくて、昔の事が好きだからなのです。そして今も大好きですし、これからもずっとずっと大好きですよ♪