今日は大切な日

今から73年前の昭和20年8月6日、
今日と同じ月曜日の朝。
広島には真夏の太陽が照りつけ、
いつも通りの一日が始まろうとしていた・・・

8時15分、アメリカ軍が広島の街に、
広島市民35万人の“頭上”に一発の原子爆弾を投下。
広島県産業奨励館（現在の原爆ドーム）のすぐ近く、
島病院（現在の島内科医院）の上空約600メートルで炸裂、
100万度を超える火球からは強烈な放射線、熱線、爆風が放たれた。

爆心地付近の地表の温度は3000度から6000度にまで上昇。
これは太陽の黒点と同じくらいの温度じゃ。
想像してほしい。つまりは太陽の黒点に無理矢理放り込まれるようなもんじゃ。

広島城は爆心地から1.5km圏内。天守閣は爆心地から980メートル。
当時、城内には多くの兵士がおった。勤労奉仕中の動員学徒や女子挺身隊もおった。
広島城内においても1万人以上の方が亡くなられておるんじゃ。

輝元が広島城を築城して以来、
安芸の国広島は、350年もの長きにわたり、
広島城の城下町として大いに栄えた歴史と伝統のある街じゃった。
それが、一発の原子爆弾により、すべてが灰燼に帰したのじゃ。

一瞬にして何万人という人の命が奪われた。
その後も多くの方が亡くなられ、現在でも多くの方が原爆の後遺症で苦しまれておる。

今わしらは平和な社会に生かしていただいておる。
じゃが、この平和は当たり前のものではない。
先人たちの努力、そして先人たちの犠牲のうえに成り立っておるのじゃ。
このことは決して忘れてはならん。

われら安芸ひろしま武将隊、
全国で唯一、被爆した城で活動させていただいるという、
その“意味”をしっかりと背負ったうえで、
これからも広島のため、
皆々の笑顔のため、
そして、平和のためににがんばって参る。

では、最後に

われら百万一心、
皆で心を一にし、
力を合わせ、
共にがんばって参ろうぞ！

皆々の明日のために
未来のために
夢を勝ち取るために
夢を叶えるために
勇気と元気を持って

これからも、そして、いつまでも・・・
いくぞ～！ひろしま！！百万一心～！！！

毛利陸奥守元就

本日8月6日は7月6日に発生した西日本豪雨から1か月の日でもあります。
復旧にはまだまだ時間がかかります。
まだまだ多くの支援が必要です。
引き続き人的支援ならびに義援金による支援をお願いいたします。

平成30年7月広島県豪雨災害義援金の受付について

関連記事

新着記事