7月23日 広島城 二の丸

本日の

我等 安芸ひろしま武将隊 演舞

終了いたした

ありがとさんじゃった

二の丸 演舞はひさかたぶりじゃな

梅雨あけ一発目の出陣じゃったが

皆の者も暑い中 あつまっていただき

本当にありがとさんじゃ

本日は若干の降水確率と曇り模様で

どうなるかと思われたが

さすがというか

皆の想いが天に届いたのであろうな

晴天に恵まれ

激しく暑い 二の丸になった

しかし 梅雨があけ 暑くなり

これからも益々暑くなることであろう

ほんに皆の者 そして武将様方 熱中症には気をつけていただきたい

この熱中症 油断すると突然やってきて民を脅かす

くれぐれも油断せず やりすぎというくらいしっかり対策をすることじゃ

まず熱中症とは命にかかわる病と心得よ

症状として めまいや立ちくらみ 顔の火照りや一時的な意識の遠のき 腹痛や頭痛 筋肉のつり こむら返りとも言うな

身体のだるさや 汗のかき方に異常をきたした時 他にも沢山あるが 少しでもおかしいと思ったらすぐに対策をすることじゃ

大袈裟ではない

むしろ細かな身体の危険信号を察知することじゃ

それは仲間同士でも同じじゃ

危険な信号を出しておったら すぐ 対策を行ってやってほしい

熱中症に打ち勝つには

共に助けあうことじゃ

そして対策とは

こまめな水分補給じゃ

喉が乾いてなくとも 身体は熱を抑えるのに多くの水分を使っておる

人間の身体もほぼ水分じゃ

つまり水分とは命の水ということじゃ

そして もう一つ 塩分じゃ

これは水分補給のさいにともに取ることもできる

人間 汗をかくと塩分も失う

それを補ってやらねば 熱中症と戦う為のエネルギーが無くなるのじゃ

我等でいう 刀が無いようなものじゃ

そして何より大事なのが 丈夫な身体をつくることじゃ

熱中症と戦う為の体力 そして睡眠じゃ

しっかり睡眠をとり いつでも戦えるように戦支度を整えておくこと これが大事じゃ

最後に

もし熱中症になってしまった場合じゃ

身内でも有り得る事ゆえ しかと 覚えておいてほしい

まず 熱中症の者がおったら 涼しい所に移動させてあげるのじゃ

そして身体の熱を冷ましてやることが肝心じゃ

首筋や脇の下 足の付け根などリンパと呼ばれる場所を冷やすんじゃ そうすれば効率よく全身の冷やすことができるのでな

さらに意識があるようなら水分補給をしてやることじゃ

上に述べたことは あくまで応急処置というものじゃ

必ず 医療機関や救急車を呼び

命のスペシャリストの者に

適切な処置をしてもらうことじゃ

応急処置で意識が戻ったからと油断せぬこと

以上 我からのお願いじゃ

それでは 今後も益々暑くなるが 皆の者

自愛し 安芸ひろしま武将隊をよろしく頼む

 

世鬼政親 也

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